イノウエ塗料産業は、福岡に本社を置く塗装会社です。独自の調色システムでスピーディーな作業を可能としているようですが、果たしてどのような特徴があるのでしょうか?強みや事例も含め、詳しく見ていきましょう。
イノウエ塗料産業は「夢をカタチに」をコンセプトとして、家庭用塗料から特殊塗料まで多種多様な塗料を販売。色彩提案やプランニング、塗装工事までトータルサポートも行っているため、幅広いお悩みを相談できます。また、個人向けのサービスが充実しているのも特徴なので、住宅の塗装業者等をお探しの方にもおすすめだと言えるでしょう。
塗料に携わり60年(※2024年11月調査時点)の歴史を誇るイノウエ塗料産業ですが、1987年には「コンピューターマッチングシステムCCM」を導入。これによりスピーディーな調色が可能となり、社内規格色差に合格した商品を短い納期で提供できるようになりました。
質の高い塗装設備を導入したいと考えている企業に対し、初期のフォローからメンテナンス、修理まで行っているのもイノウエ塗料産業の強みです。ゴミやブツなどの混入を避けたい、工数を削減したいといったユーザーのニーズをサポートできるのも、同社の技術力の裏付けだと言えるでしょう。
このサイトでは、製品の価値をより引き出すため、技術・設備・ノウハウに注目し、製品に適した塗装を手掛ける工業塗装会社をまとめています。希望の塗装を叶えるためにぜひ参考にしてください。
金属製品に溶剤塗料を塗布後、110〜200℃で加熱硬化させることで、耐候性・防錆性に優れた塗膜を形成します。美観と機能性を兼ね備えた仕上がりが可能です。
粉末塗料を静電気で付着させ180℃で焼付硬化。VOC排出がなく環境負荷が低い上に、厚膜で均一な塗膜を形成し、耐食性・耐候性にも優れます。
水溶性のカチオン電着塗料に金属部品を浸漬し、電流を通じて塗膜を形成。複雑形状の内部まで均一に塗装でき、優れた下地防錆効果を発揮します。
戸建ての外壁塗装にも対応するイノウエ塗料産業では、事前に綿密なカラーシミュレーションを行ったうえで作業を行っています。このように個性あふれるデザインであっても、あらかじめ立体的なイメージができれば完成形の想像もつきやすいでしょう。
こちらは防食塗装の一種で「ブラスト加工」と呼ばれるものです。ブラスト装置によって研磨剤を打ち付け、異物を除去しながら処理を行う方法です。画像から、サイズ感の大きなものにも対応可能であることが分かります。
こちらは粉体塗装の様子を表したものです。スプレーガンで粉末塗料を帯電させ、静電気を使って塗布します。地球環境や人体に優しい方法として知られ、今後も普及が期待されています。
運営会社 | 株式会社イノウエ塗料産業 |
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本社所在地 | 福岡県福岡市博多区半道橋1-11-8 |
電話番号 | 092-411-6603(代表) |
公式HP | https://www.inoue-toryo.co.jp/ |
製品に関する専門知識や技術が不足すると、色ムラや塗装剥がれが発生し、品質低下やコスト増、納期遅れを招きます。
そういった事態を避けるために、製品に適した塗装技術と設備を持つ会社選びが重要です。
繊細なデザインと塗料の密着性が難しいチタン素材が特徴の鯖江眼鏡※1において実績がある。そこで培われた技術で複雑な形状の小物でも360度ムラ・異物混入なく仕上げる。
他社ではなかなか対応が難しい最大10mの塗装にも対応※2できる設備を備えているため、建材や施設のエントランス、大型家具などにも多彩なカラーや模様塗装が可能。
高膜厚粉体塗料を使用した塗装設備を保有しており、1回の塗装で一般的な塗装のおよそ4~5倍の厚さを形成できるため、キズや摩耗に負けない耐久性の高い塗装が得意。
※1鯖江眼鏡:眼鏡の一大生産地として知られる福井県・鯖江市でつくられる眼鏡。フレームの国内シェア95%以上を誇る
※2「焼付塗装 メーカー」「金属塗装 メーカー」と検索(chrome)し表示される18社すべてのうち唯一10mの製品に対応できる企業(2024年9月25日時点。編集チーム調べ)