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丸成金属塗装

目次
丸成金属塗装
画像引用元:丸成金属塗装公式HP(https://marusei-tosou.com/)

50年以上(※2024年11月調査時点)金属塗装に携わる丸成金属塗装は、粉体塗装を中心に模様塗装や耐熱塗装など、幅広いニーズに対応しています。ここではその特徴や強み、事例などについて詳しくご紹介しましょう。

丸成金属塗装の工業塗装の特徴

培われた職人技!熟練の技術者が揃う

丸成金属塗装は、1962年創業の老舗塗装会社です。熟練の職人が数多く在籍しており、塗装を専門とした職人技が長年培われています。

先進的な機器も導入される昨今ですが、細かい調整や万が一のトラブル時のリカバリなどが必要な際には、経験豊富な技術者ならではの手仕事が大いに活きてくるでしょう。後継者の育成にも力を入れている企業なので、末永く安定した技術力が期待できます。

3本のラインを活用し
フレキシブルに対応

高性能粉体塗装設備「マジックコンパクト」を導入しているのも、丸成金属塗装の特徴。その他静電塗装のラインも2本用意し、模様塗装や耐熱塗装もオートメーション化できる高効率な設備を整えています。

このような環境により、スムーズかつスピーディーな納品を実現。急ぎの依頼や緊急対応などにもフレキシブルかつ真摯に臨むことが可能です。

引き取りから納品まで
丁寧なヒアリングで一貫サポート

丸成金属塗装は自社トラックも保有しているので、要望によっては製品の引き取りから納品までワンストップで対応可能です。

また、依頼を請ける際には事前に細やかなヒアリングを行い、業務効率化やコストパフォーマンスの重視、品質向上など各企業の課題にも同じ目線で向き合うことを心がけています。専門の検査部門も設け、常に品質向上に努めている会社です。

このサイトでは、製品の価値をより引き出すため、技術・設備・ノウハウに注目し、製品に適した塗装を手掛ける工業塗装会社をまとめています。希望の塗装を叶えるためにぜひ参考にしてください。

丸成金属塗装が対応している主な塗装方法

粉体塗装 – 環境に配慮した高膜厚仕上げ

溶剤を使用せず、静電気の力で粉末塗料を金属表面に付着させ、焼付けによって塗膜を形成します。高い膜厚と耐久性を備え、環境にも配慮した塗装方法です。

使用塗料

適用素材・用途

環境適正

工程概要

静電塗装 – 静電塗装による均一な仕上がり

静電気を利用して塗料を金属表面に均一に付着させ、焼付けによって塗膜を形成します。ムラの少ない仕上がりと高い生産性を実現します。

使用塗料

適用素材・用途

環境適正

工程概要

耐熱塗装 – 高温環境に対応する塗膜形成

高温環境下で使用される部品に対し、耐熱性のある塗料を使用して塗膜を形成します。自動車やオートバイの部品など、熱にさらされる製品に適しています。

使用塗料

適用素材・用途

環境適正

工程概要

模様塗装 – 表面に独特の質感を付与

塗装表面にザラザラやボコボコとした模様を形成し、意匠性を高める塗装方法です。キズや凹凸を目立ちにくくする効果もあります。

使用塗料

適用素材・用途

環境適正

工程概要

丸成金属塗装の工場や設備一覧

前処理槽

前処理槽
画像引用元:丸成金属塗装公式HP(https://marusei-tosou.com/coating/)

金属塗装に欠かせない前処理は、洗浄・脱脂・皮膜化成処理によって塗料の密着性と防錆性を高める工程です。自動化された前処理槽を導入することで、安定した高品質な塗装を実現しています。

静電塗装ブース

静電塗装ブース
画像引用元:丸成金属塗装公式HP(https://marusei-tosou.com/coating/)

前処理と乾燥を終えた被塗物は仮塗装後、懸架式コンベアーで静電塗装ブースへ搬送されます。ここではロボットによる静電塗装が行われ、遠心力で帯電霧化された塗料が均一に付着します。3基のブースを組み合わせて稼働させることで、高い密着性と安定した仕上がりを実現しています。

焼付け乾燥炉

焼付け乾燥炉
画像引用元:丸成金属塗装公式HP(https://marusei-tosou.com/coating/)

静電塗装を終えた被塗物は、職人の仕上げ塗装を経て焼付乾燥炉へ送られます。焼付けは塗膜の強度を高める重要な工程で、塗料が熱硬化することで耐久性が得られます。焼付条件は材質と塗料に応じて最適化されています。

丸成金属塗装の塗装事例

丸イス脚部

事例
画像引用元:丸成金属塗装公式HP(https://marusei-tosou.com/183/)

丸イスの脚に粉体塗装(パウダーコーティング)を施したこちらの事例。すっきりとしたホワイトが清潔感を演出しています。粉体塗装は有害物質を含まない塗装方法で、かつ塗装膜が厚く仕上がるため、人にも優しく家具の装飾にも適しています。

参照元:丸成金属塗装公式HP(https://marusei-tosou.com/183/)

焼肉店舗用排煙機部品

事例
画像引用元:丸成金属塗装公式HP(https://marusei-tosou.com/133/)

こちらは焼肉店で油を含む煙を処理する際に使用される排煙機部品です。開閉部や内側まで隙なく粉体塗装が施され、粉体塗装の特性である耐油性がしっかりと活かされています。

参照元:丸成金属塗装公式HP(https://marusei-tosou.com/133/)

自動車用サイドミラーアーム

事例
画像引用元:丸成金属塗装公式HP(https://marusei-tosou.com/131/)

国産自動車に使用される、サイドミラーアームの塗装事例です。電着塗装にて下塗りを行い、アクリル塗装(溶剤塗装)を上塗りすることで耐候性を向上。2種の塗装技術を組み合わせることで、機能性を上げています。

参照元:丸成金属塗装公式HP(https://marusei-tosou.com/131/)

会社情報

運営会社丸成金属塗装株式会社
本社所在地静岡県浜松市中央区馬郡町3762-8
電話番号053-449-1133
公式HPhttps://marusei-tosou.com/
【製品別】
工業塗装会社おすすめ3選

製品に関する専門知識や技術が不足すると、色ムラや塗装剥がれが発生し、品質低下やコスト増、納期遅れを招きます。
そういった事態を避けるために、製品に適した塗装技術と設備を持つ会社選びが重要です。

細部の仕上がりが
製品価値を左右する
小物系の塗装なら
ワカヤマ
ワカヤマ公式
画像引用元:ワカヤマ公式(https://www.wakayamapp.jp/result/entry-1492.html)

繊細なデザインと塗料の密着性が難しいチタン素材が特徴の鯖江さばえ眼鏡※1において実績がある。そこで培われた技術で複雑な形状の小物でも360度ムラ・異物混入なく仕上げる。

こんな塗装におすすめ
  • 日用品
  • アクセサリー
サイズが原因で塗装が
難しくなる場合がある
大型系の塗装なら
小林焼付塗装
小林焼付塗装公式
画像引用元:小林焼付塗装公式(https://paint-kyt.co.jp/painting/79/)

他社ではなかなか対応が難しい最大10mの塗装にも対応※2できる設備を備えているため、建材や施設のエントランス、大型家具などにも多彩なカラーや模様塗装が可能。

こんな塗装におすすめ
  • 建材
  • インテリア
過酷な環境への耐久性が
製品寿命に関わる
部品系の塗装なら
丸成金属塗装
丸成金属塗装公式
画像引用元:丸成金属塗装公式(https://marusei-tosou.com/125/)

高膜厚粉体塗料を使用した塗装設備を保有しており、1回の塗装で一般的な塗装のおよそ4~5倍の厚さを形成できるため、キズや摩耗に負けない耐久性の高い塗装が得意。

こんな塗装におすすめ
  • 自動車部品
  • 電子機器

※1鯖江さばえ眼鏡:眼鏡の一大生産地として知られる福井県・鯖江市でつくられる眼鏡。フレームの国内シェア95%以上を誇る

※2「焼付塗装 メーカー」「金属塗装 メーカー」と検索(chrome)し表示される18社すべてのうち唯一10mの製品に対応できる企業(2024年9月25日時点。編集チーム調べ)

   
【製品別】
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