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川熱

目次
川熱
画像引用元:川熱公式HP(https://www.kawanetsu.co.jp/)

神奈川県を拠点に、岩手にも工場を設ける川熱。工業塗装をはじめ様々な加工技術を活かした事業を行っているようですが、ここではその特徴や強み、事例などを詳しくまとめました。ぜひ参考にしてみてください。

川熱の工業塗装の特徴

塗装やコーティングなど
様々な選択肢から検討できる

川熱は粉体塗装や焼付塗装をはじめ、低VOC(揮発性有機化合物)を追求した環境にやさしい塗装である「重防食塗装」、金属表面の錆を除去し、凹凸を作る「ショットブラスト塗装」などにも対応。ワイヤーコーティングや滑り止め加工なども選べるため、目的に合わせて様々な道を検討できます。

独自の「飽和ポリエステル
樹脂粉体塗装」も

粉体塗装に関しては、ネジ1本から巨大構造物まで大小問わず加工可能な独自技術「飽和ポリエステル樹脂粉体塗装」を可能としているのも川熱の魅力です。これは各種金属との密着性に優れ、耐酸性や耐候性、耐塩害性、耐摩耗性、耐衝撃性などにも長けている塗装です。職人技を活かし、さまざまな形状に加工可能なのも特徴だと言えるでしょう。

お客様第一主義で
要望にとことん寄り添う

塗装はデザインや機能性などを柔軟に検討できるからこそ、要望とのすり合わせが難しい面もあります。しかし、川熱は「出来ませんと言いません」をモットーに、顧客ファーストの姿勢で日々誠実な対応を心がけています。定番とは異なる特殊な内容であっても、まずは相談してみてはいかがでしょうか。

このサイトでは、製品の価値をより引き出すため、技術・設備・ノウハウに注目し、製品に適した塗装を手掛ける工業塗装会社をまとめています。希望の塗装を叶えるためにぜひ参考にしてください。

川熱が対応している主な塗装方法

焼付塗装 – 大型対応・高耐久の加熱硬化塗装

溶剤系塗料を加熱して硬化させることで、密着性・耐久性・美観を兼ね備えた塗膜を実現します。最大加工サイズはW5.0×H5.0×L15.0m、40トンまで対応可能です。

使用塗料

適用素材・用途

環境適正

工程概要

粉体塗装 – 厚膜・防錆・環境対応の高性能塗装

VOCを排出しない粉体塗料を静電吹付し、焼付で硬化。厚膜で高い防錆性と耐候性を持ち、過酷な環境にも耐えうる塗膜を形成します。

使用塗料

適用素材・用途

環境適正

工程概要

金属溶射 – 長寿命を誇る重防食処理

金属粉末を高温で溶融し、基材に吹き付けて形成する塗膜は、腐食環境でも極めて高い耐久性を発揮します。溶射後に塗装を重ねることも可能です。

使用塗料

適用素材・用途

環境適正

工程概要

エポキシ樹脂塗装鉄筋 – 鉄筋を錆から守る防食コーティング

エポキシ粉体塗料を鉄筋に塗布して耐久性を高める塗装方法です。塩害や凍結防止剤による腐食から鉄筋を長期的に保護します。

使用塗料

適用素材・用途

環境適正

工程概要

無溶剤塗装 – 環境配慮型・重防食の高耐久仕様

溶剤を使用せず、厚膜で耐久性の高い塗膜を形成する環境対応型の重防食塗装です。海洋構造物や重工業用途に適しています。

使用塗料

適用素材・用途

環境適正

工程概要

川熱の工場や設備一覧

大型焼付け焼付け炉

大型焼付け焼付け炉
画像引用元:川熱公式HP(https://www.kawanetsu.co.jp/business/baking.html)
最大加工寸法 4.4W×4.15H×14.8L
最大加工重量 40ton

2号ガス炉(双台車式焼鈍炉 高温用)

2号ガス炉
画像引用元:川熱公式HP(https://www.kawanetsu.co.jp/business/heat.html)
炉内寸法 3.5W×2.5H×12.7L
有効寸法 3.0W×2.15H×11.9L
処理温度 常用625℃~950℃ 最高1,150℃
温度公差±10℃

3号ガス炉(双台車式焼鈍炉 高温用)

3号ガス炉
画像引用元:川熱公式HP(https://www.kawanetsu.co.jp/business/heat.html)
炉内寸法 2.08W×1.95H×7.1L
有効寸法 2.0W×1.2H×6.0L
処理温度 常用625℃~950℃ 最高1,300℃
温度公差±10℃

エポキシ樹脂塗装装置

エポキシ樹脂塗装装置
画像引用元:川熱公式HP(https://www.kawanetsu.co.jp/factory.html)

粉体塗装装置

粉体塗装装置置
画像引用元:川熱公式HP(https://www.kawanetsu.co.jp/factory.html)

高耐食表面処理装置

高耐食表面処理装置
画像引用元:川熱公式HP(https://www.kawanetsu.co.jp/factory.html)

ブラストルーム

ブラストルーム
画像引用元:川熱公式HP(https://www.kawanetsu.co.jp/factory.html)

川熱の塗装事例

大型粉体塗装の事例

事例
画像引用元:川熱公式HP(https://www.kawanetsu.co.jp/case.html)

こちらは粉体塗装の事例です。川熱はこのような大型の製品に関しても、美しい仕上がりを実現。色味も均一で、真っ白なコーティングが清潔感を醸し出しています。

溶剤大型焼付塗装の事例

事例
画像引用元:川熱公式HP(https://www.kawanetsu.co.jp/case.html)

鮮やかなブルーが冴えわたるこちらの事例では、溶剤焼付塗装が施されています。画像の通り横幅4,000㎜まで対応可能であり、色ムラもなく均一で美しい仕上がりです。

溶剤重防食塗装の事例

事例
画像引用元:川熱公式HP(https://www.kawanetsu.co.jp/case.html)

こちらは水処理関連施設に設置された機器の塗装事例です。腐食しやすい環境もあり、重防食コーティングが施されています。エポキシ樹脂を下塗りしたのち、ポリウレタン樹脂で中塗り、上塗りをするという多重構造です。

会社情報

運営会社株式会社 川熱
本社所在地神奈川県綾瀬市小園910-2
電話番号0467-76-5221(代表)
公式HPhttps://www.kawanetsu.co.jp/
【製品別】
工業塗装会社おすすめ3選

製品に関する専門知識や技術が不足すると、色ムラや塗装剥がれが発生し、品質低下やコスト増、納期遅れを招きます。
そういった事態を避けるために、製品に適した塗装技術と設備を持つ会社選びが重要です。

細部の仕上がりが
製品価値を左右する
小物系の塗装なら
ワカヤマ
ワカヤマ公式
画像引用元:ワカヤマ公式(https://www.wakayamapp.jp/result/entry-1492.html)

繊細なデザインと塗料の密着性が難しいチタン素材が特徴の鯖江さばえ眼鏡※1において実績がある。そこで培われた技術で複雑な形状の小物でも360度ムラ・異物混入なく仕上げる。

こんな塗装におすすめ
  • 日用品
  • アクセサリー
サイズが原因で塗装が
難しくなる場合がある
大型系の塗装なら
小林焼付塗装
小林焼付塗装公式
画像引用元:小林焼付塗装公式(https://paint-kyt.co.jp/painting/79/)

他社ではなかなか対応が難しい最大10mの塗装にも対応※2できる設備を備えているため、建材や施設のエントランス、大型家具などにも多彩なカラーや模様塗装が可能。

こんな塗装におすすめ
  • 建材
  • インテリア
過酷な環境への耐久性が
製品寿命に関わる
部品系の塗装なら
丸成金属塗装
丸成金属塗装公式
画像引用元:丸成金属塗装公式(https://marusei-tosou.com/125/)

高膜厚粉体塗料を使用した塗装設備を保有しており、1回の塗装で一般的な塗装のおよそ4~5倍の厚さを形成できるため、キズや摩耗に負けない耐久性の高い塗装が得意。

こんな塗装におすすめ
  • 自動車部品
  • 電子機器

※1鯖江さばえ眼鏡:眼鏡の一大生産地として知られる福井県・鯖江市でつくられる眼鏡。フレームの国内シェア95%以上を誇る

※2「焼付塗装 メーカー」「金属塗装 メーカー」と検索(chrome)し表示される18社すべてのうち唯一10mの製品に対応できる企業(2024年9月25日時点。編集チーム調べ)

   
【製品別】
工業塗装会社
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